2016/10/130 Shares

【借換体験記6】三井住友信託銀行に住宅ローンの相談をしてきた

SMTB住宅ローン

世の中の低金利の状況にあやかるために住宅ローンの借換を検討していますが、2016年9月は各銀行ともに住宅ローンの金利を少しあげてきましたね。

私は現在、9月中の借換実行を確実にすべく、作戦を確実に遂行中です。借換先の候補を以下の3つに絞込み、順番に訪問し、借換の相談および仮審査の申込をしています。

  • ARUHI
  • ソニー銀行
  • 三井住友信託銀行

すでに、ARUHIとソニー銀行への訪問を完了し、後残るは三井住友信託銀行のみです。

ということで、2016年8月中旬、三井住友信託銀行(SMTB)の住宅ローン取扱い窓口に住宅ローンの相談をしてきました。

住宅ローンの説明を聞く

まず三井住友信託銀行の住宅ローンの概要を説明していただきました。これがその時に使った説明資料です。
SMTBの住宅ローンのチラシ

私は、固定期間選択型の10年を希望しているので、基本的にそれについて説明を聞きました。

金利の確認

2016年8月の金利です。前もってネットで調べていたものを再確認。
SMTBの8月金利

固定期間選択型10年は0.350%。 基準金利からの金利引下げは、当初固定期間は2.30%、残り期間は1.4%引下げ。

やっぱり、三井住友信託銀行の10年固定の0.35は破格で安いですね。

変動金利が0.6%なのに10年固定が0.35%。

固定金利は金利上昇時のリスクを銀行がかぶるのだから、変動金利より固定金利の方が高いんではないかと、普通思いますよね。

どうして変動より固定が金利が低いのかと聞いたところ、金利を決めるときに指標としている金利が違うから、ということでした。

うーむ、私の素朴な疑問は解消されませんでした。

もしかしたら個人的な推測ですが、変動金利を下げると、すでに契約済みの変動金利の顧客の金利も下がるので、金額ボリュームとして影響が大きいのかもしれません。

固定を下げても、すでに契約済みな固定金利の顧客の金利は下がらないので、下げやすいのかもと思いました。

理由はどうであれ、金利が低いことにこしたことはないですが。

元利均等返済を勧められる

担当者から返済方法について説明がありました。

銀行員さん
返済方法はどうしますか?

えっ。普通は元利均等にするんではないですか?

銀行員さん
通常は月々の支払を一定にするために元利均等にする方が多いですが、低金利下では元金均等でも支払額に大きな差はないんですよ。

へえ。それで元金均等にすると良いことがあるのですか?

銀行員さん
元金均等だと保証料が安くなるんです。

と言って、以下の資料で説明してくれました。
smtbの保証料

この資料は、借入金1000万で借入年数ごとの保証料を整理したもので、左側が元利均等、右側が元金均等になっています。

20年の借入で元利均等の場合が148,350円、元金均等の場合が122,780です。1000万で25,570円の差ですので、3000万の借入だと約7万5千円、元金均等が安くなります。

元金均等返済だと元金の返済スピードが速いので、元利均等返済よりも保証料が安くなるとのことでした。

住宅ローン家計応援プランでさらに0.03%金利引下げ

さらに追加が0.03%安くなる住宅ローン家計応援プランというものをお勧めされました。
SMTB住宅ローン家計応援プラン

証券口座の申込、NISA口座の申込、新型定期預金30万の3つそろうと0.03%の金利引下げになります。この0.03%引下げは、当初固定期間が終了した後も有効とのこと。

なかなかいいじゃない!

借換シミュレーション

一通り商品性についてヒアリングできたので、続いて住宅ローンのシミュレーションをお願いしました。

シミュレーション結果

やってもらったシミュレーションは以下の3パターンです。サブシナリオは、あくまでも比較のためのシナリオです。

  • 固定期間10年、元金均等←メインシナリオ
  • 固定期間10年、元利均等←サブシナリオ1
  • 固定期間5年、元金均等←サブシナリオ2
項目 メイン サブ1 サブ2
借入金額 3090万 3090万 3090万
借入期間 20年 20年 20年
金利タイプ 固定金利期間選択型の10年固定 固定金利期間選択型の10年固定 固定金利期間選択型の5年固定
当初適用金利 0.35% 0.35% 0.35%
当初期間終了後 1.075% 1.075% 0.775%
諸費用込みの借換メリット 約483万 約471万 約465万

メインシナリオで約483万の借換メリットがでました。

固定期間5年をサブシナリオにしたのは、当初期間終了後の引下げ金利の差が大きいからです(固定期間5年▲1.7%、固定期間10年▲1.4%)。

それでもシミュレーション結果としては、固定期間10年の方が借換メリットがでました。固定期間10年の金利0.35%というのは、それほどインパクトのある金利だということを認識しました。

シミュレーション結果の様式イメージ

こんな感じの様式にシミュレーション結果が出てきます。(メインシナリオの場合の画像です。細かいところはぼかさせて頂いています)

■試算概要
SMTBシミュレーション1

■その他詳細
SMTBシミュレーション2

■ご試算表
SMTBシミュレーション3

借換手続きの流れ

借換手続きの流れと期間

借換の手続きの流れや期間を確認しました。
SMTB借換の流れ

相談→仮審査→正式申込→現在の借入先に連絡→契約・口座開設→ローン実行・現在の借入完済、という流れです。

銀行員さん
現在の借入先のARUHIさんに早めに完済手続きにかかる期間を確認した方が良いですよ。
まだ仮審査まですけど?
銀行員さん
ARUHIさんは、完済手続きにかかる期間が長いと聞いています。完済希望日から逆算して、正式申込や契約の日程を決めた方がよいと思います。

なるへそ。 住宅ローンの借換には、完済側と借入先側の両方の事務工期を調整しないといけないのか。

貴重なご意見ありがとうございました!

必要書類

手続きに必要な書類です。
SMTB必要書類

仮審査の申込み

ソニー銀行のときと違い、仮審査の申込にはいろいろな書類が必要とのことで、自宅で記載して添付資料とともに郵送しました。

添付した資料は以下のとおり。

  • 現在の借入の返済予定表
  • 現在の借入の返済用口座の入出金内容のコピー
  • 運転免許書のコピー
  • 健康保険書のコピー
  • 源泉徴収票
  • 土地・建物の売買契約書
  • 土地・建物の重要事項説明書
  • 土地・建物の工事請負契約書
  • 建物の間取り図
  • 土地・建物の建築確認済書

ふうっ! たくさんある。

これをまとめると↓このような厚さの書類になりました。
仮審査の申込の書類

これを銀行にもらったレターパックに入れて、銀行へ郵送しました。

もらったもの

住宅ローンのパンフです。さすが最大手の信託銀行、厚いです。
SMTB住宅ローンのパンフレット

そのパンフの最後のページに、これまでの世の中の金利の動きがグラフ化されてのっていました。これは、現在の金利状況について参考になりました。
SMTB住宅ローンのパンフ2

まとめ

三井住友信託銀行の住宅ローン窓口に行って、借換の相談および仮審査の申込を行ったよ、という話でした。

三井住友信託銀行の10年固定0.35%という金利の安さ、元金均等によって保証料を少しでも抑えれることなど、現在の我が家の住宅ローンの借換には、ここがピッタリだと思いました。

というか、仮審査がとおれば、三井住友信託銀行にほぼ決定ですね。

住宅ローン借換体験記まとめ