2016/10/010 Shares

【借換体験記5】ほけんのコンシェルジェでソニー銀行の住宅ローンの相談をしてきた

2016年8月上旬、ソニー銀行の住宅ローンの仮審査を申込みました。

実店舗を持たないネット銀行では最大手のソニー銀行ですが、住宅ローンについては対面で相談できる「ご相談窓口」があります。

この中で、東急がやっている「ほけんのコンシェルジュ」へ行き、住宅ローンの相談および仮審査の申込を行いました。

ネット銀行の情報収集はどうしてもネット上の情報だけに頼りがちになりますが、ソニー銀行は対面相談ができたので商品理解が進み、安心感が増えました。

住宅ローンの説明を聞く

まずソニー銀行の住宅ローンの概要を説明していただきました。これがその時に使った説明資料です。
ソニー銀行の住宅ローンの8月金利

ソニー銀行には、「変動セレクト住宅ローン金利プラン」と「住宅ローン金利プラン」の2つの商品があります。

私は、固定期間選択型の10年を希望しているので「住宅ローン金利プラン」になるのですが、念のために2つの商品性の違いを確認しました。

「変動セレクト住宅ローン金利プラン」は、金利の低い変動金利で開始し、金利状況を見極めつつ無料で固定に変更可能な商品。

変動ならではの低金利のメリットはあるのですが、借入手数料が借入金額の2.16%もかかるので大きな金額を借りるのには向かないとこと。

「変動セレクト住宅ローン金利プラン」だと借入金額3000万の2.16%の場合、手数料が約64万円にもなります。

なので、当初の予定通り「住宅ローン金利プラン」で説明を聞くことにしました。

金利の確認

2016年8月の金利です。前もってネットで調べていたものを再確認。
ソニー銀行の金利

固定期間選択型10年は0.750%。 基準金利からの金利引下げは全期間1.0%引下げ。

諸費用の確認

続いて諸費用を確認しました。

取り扱い手数料が43,200円。これは安いですね。
20160916h

また保証料が無料です。団信もソニー銀行が負担するとのこと。
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諸費用がかなり安いのがソニー銀行にするメリットですね。

翌月の金利がわかる

ソニー銀行は、毎月中旬に翌月の金利を発表するとのことです。これは、借換のタイミングを今月にするのか、来月にするのかを選択できるということなので、大きなメリットになります。

20160916j

ソニー銀行は、他の銀行とちがう指標金利をつかっているから早めに金利を発表できると、担当の方はおっしゃってました。

借換シミュレーション

一通り商品性についてヒアリングできたので、続いて住宅ローンのシミュレーションをお願いしました。

シミュレーション結果

やってもらったシミュレーションは以下の2パターンです。サブシナリオは、あくまでも比較のためのシナリオです。

  • 固定期間10年、当初期間終了後も同じ金利←メインシナリオ
  • 固定期間20年(=全期間固定)←サブシナリオ
項目 メイン サブ
借入金額 3080万 3080万
借入期間 20年 20年
金利タイプ 固定金利期間選択型の10年固定 全期間固定
当初期間終了後 金利は現在と同じ
適用金利 0.75 0.962
総返済額メリット 約460万 約391万

メインシナリオで約460万の借換メリットがでました。

シミュレーション結果の様式イメージ

こんな感じの様式にシミュレーション結果が出てきます。(メインシナリオの場合の画像です。細かいところはぼかさせて頂いています)

■現在の借入の状況
ソニー銀行シミュレーション結果1

■現在借入の総返済額逓減グラフと元利割合推移グラフ
ソニー銀行シミュレーション結果2

■現在借入の償還表(年)
ソニー銀行シミュレーション結果3

■借換後の条件と借換効果
ここが一番大切なページですね。総返済額でのメリットが約460万でました。
ソニー銀行シミュレーション結果4

■借換後の総返済額逓減グラフと元利割合推移グラフ
ソニー銀行シミュレーション結果5

■借換後の償還表(年)
ソニー銀行シミュレーション結果6

■諸費用
諸費用は、Web画面の印刷がそのままでてきました。一番重要な諸費用のところでページ切れしているのが、なんだか寂しいですね。
ソニー銀行シミュレーション結果_諸費用

登記費用と印紙代で30万円は、他行にくらべてちょっと高い気がします。

借換手続きの流れ

借換手続きの流れと期間

借換の手続きの流れや期間を確認しました。
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仮審査→本審査→契約手続き→契約実行(=融資)という流れです。

仮審査は、ほけんのコンシュルジュさんで申し込みできるが、本審査以降はソニー銀行のローンアドバイザーという人とやりとりをすることになるらしいです。

なお、融資までにかかる時間については、ソニー銀行は審査が厳しく時間がかかるため1カ月半は必要とのことでした。

必要書類

手続きに必要な書類です。パンフのページをそのままのせます。
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他行に比べて、仮審査に必要な書類が少ないと思います。口座開設をして欲しいので、仮審査の申込みの敷居を下げていると想像しています。

仮審査の申込み

続いて仮審査を申し込みました。

以下のような申込書に自筆で記載しました。(ちょっと見えませんね。すみません)
ソニー銀行住宅ローンの仮審査申込書

左右見開き1ページの申込書になっています。

左側のページのお申込人自署のところは、氏名、生年月日、家族構成、職業・勤め先や役職、税込年収などを記載しました。

右側のページは、以下のようなことを記入しました。

  • 借入の内容
  • 借入の用途
  • 対象物件
  • 借換対象の住宅ローンの内容

対象物件では、土地や建物の面積を記載する必要があり、これはメモってこなかったので家に電話で確認しました。

また、仮審査の申込は、本人確認のための運転免許書が必要でした。

もらったもの

シミュレーション結果と商品のパンフレットをもらいました。
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普通の銀行ならついでにたくさん配る保険等の広告はなく、質実剛健な良いイメージを持ちました。

まとめ

ほけんのコンシェルジュへ行き、ソニー銀行の住宅ローンの相談および仮審査の申込を行ったよ、という話でした。
ネット銀行ですが、窓口で相談したことによって安心感が出ました。借換メリットも試算どおり出るので、この時点で最有力候補の一つでした。

ソニー銀行にするかどうかは、次に行く三井住友信託銀行の次第になってきました。

住宅ローン借換体験記まとめ