2016/09/110 Shares

誕生日プレゼントで子供の成長を実感。PS Vitaを買いWiiUを売って得たもの

このゴールデンウィークのことです。

中学生になった息子がPS Vitaが欲しいと言ってきました。

息子はすでに3DSとWiiUを持っているので、「ゲーム機3台はぜいたく。WiiUを売るならいいよ」と息子に提案。(3DSは利用頻度が高い)

息子にとってはWiiUを手放すというのは大変な決断で、彼の中で心の葛藤があったようです。

ここでは、息子が「WiiUを売ってPS Vitaを買う決断」をするまでの道のりと、そのことへの親のサポートについて体験談を紹介します。

今回の会話を通して、息子の成長を感じたゴールデンウイークとなりました。

中学生のお子さんにゲーム機を購入しようと検討されている親御さんの参考になれば幸いです。

息子がPS Vitaを欲しいと言い出した

誕生日プレゼントは遊戯王カードの予定だった

ゴールデンウィークは、息子の誕生日プレゼントを買う予定でした。

子供にとって誕生日プレゼントは待ち遠しいもので、息子はその2ヶ月前くらいから何を買ってもらうかを考え始めました。

そして私に、これが欲しいとか、アレとコレで迷っているとか、よく話しかけてくれました。

これまでの会話から想像するに、今回、彼の中では以下の候補がありました。

  • 遊戯王のカードを買う
  • WiiUのゲームソフトを買う
  • 3DSのゲームソフトを買う

そして、遊戯王カードが一番欲しい雰囲気でした。

この時点でPS Vitaは候補にありませんでした。

(私が聞き逃していた可能性はあります)

ショップでPS Vitaが欲しいと言い出した

プレゼントを買うため、ゴールデンウィークに近所のカードショップ兼ゲームショップに行きました。

そこの売り場をウロウロすること約2時間。

PS Vitaのゲームソフト売り場で息子が「PS Vitaが欲しい」と言い始めました。

親父: 「ええっ~、聞いてないよ~」

ダメというのは簡単だけど、、、

ウチでは誕生日プレゼントはゲームソフト一本のレベル感でさので、ゲーム機本体の金額は予算をオーバーしています。

また、これまでの候補にもなかったので、もしかしたら気まぐれかもしれません。

予算オーバーということで「ダメ!」と一蹴することもできます。

しかし、子供が何かやりたいとか欲しいという意見は、成長のヒントが隠されていることもあります。

ここは、親としては思案のしどころ。

私は、「PS Vitaが欲しい気持ちはわかるが、ゲーム機本体は予算オーバー。代替案としは、高価なものを得るには何をを手放す必要がある。3DSかWiiUかを売るなら考えても良い。でも、急な話で気持ちが変わるかもしれないから、一旦帰って冷静に考えよう」と提案。

ことの重大さを本人もよくわかっているようで、すんなり納得しました。

その日は一旦、家に帰りました。

子供の気持ちをヒアリング

目の前に魅惑的なモノがある状態では冷静な判断は難しいですよね。

なので現場から離れてから、なぜPS Vitaなのか、子供の考えや気持ちを聞いてみました。

遊戯王は、「強いデッキを組むためのカードが欲しい。カードショップで実際に中古販売の価格を見たところ、それはとても高価なカードなのであきらめた。」とのことでした。

WiiUや3DSのゲームソフトは、「どうしてもやりたいというゲームがない。どれも最初は面白いと思うけど、すぐに飽きると思う。」とのことでした。

PS Vitaは、「興味をもてそうなゲームソフトが多い。例えば、ガンダムや遊戯王やマイクラ。あと、リズムゲームの登録曲も多彩。」とのこと。

私もPS Vita購入もありと思い始めた

中学生にもなると、任天堂系のゲームだけでは物足りないのでしょう。わかります、わかります。

また、ちょっと前なら目の前の面白そうなものに飛びついていたのに、相場感覚や飽きそうかどうかを考えているところに子供の成長を感じました。

子供の可能性は未知数。私もvita購入という案もありだなと思い始めました。

息子がWiiUを売る決断をした

PS Vitaが欲しいという気持ちは認めてあげて、その上でそれを手に入れるための手段を相談しました。

つまり、WiiUを売るということについての相談です。

なぜWiiUを売る必要があるのか

ウチには既に3DSWiiUという2台のゲーム機があります。

そこに3台目のVitaを買うというのは、ファミコン1台で満足してた時代の私からすると持ちすぎです。

また、ゲームをすることは全然オーケーなのですが、自分をコントロール出来ないほどゲームばかりしているのは良くないと考えています。制約なくゲーム機本体を増やすのは、ゲームばかりしても良いというメッセージになりかねません。

単に資金源としてWiiUを売るというお金の問題だけでなく、ゲーム依存という問題もあるということも理解してもらう必要があります。

そうでないと、お金さえあれば何でも買って良いということになりかねません。

私が上記のことを説明すると、息子は頭ではすぐに理解したようです。

そして、WiiUを本当に手放してまで、PS vitaが欲しいのかということを考えてみるとのことでした。

ただ、実際に息子がWiiUを手放すという決断に至るまでには、彼の中で紆余曲折の長い道のりがあったようです。

息子の「WiiUを手放したくない」という気持ち

息子は幼いころから何かひとつを選ぶことが苦手で、クリスマスプレゼントもイブ直前まで決められませんでした。

今回は「欲しいものが手に入る代わりに何かを捨てる」必要があるので、余計に迷っている様子。

WiiUを手放すべきか否か。

さらには「パパはどっちがいいと思う?」と、他人に判断を求めてきます。

すでに親としては、「ゲーム機の持ちすぎは良くない、Vitaを買うならWiiUを売る必要がある」という考え方と選択肢を提示しました。

どの選択肢を選ぶかは、子供の責任です。

そこに親の意見を言うのは過干渉だと思います。それでは子供の自主性が育ちません。

親が子供の意思決定を支援する

こういうときは、親の判断を言うのではなく、子供が自分で意思決定できるように、意思決定のやり方をサポートしてあげた方が良いと思います。

私は、以下のマトリクスを作り、「まずこれを記入し、それを見ながらどうすか考えてみてはどう?」と提案してみました。

マトリクス(記入前)
機種 今すぐやりたい 半年後もやりたい
Vita
3DS
WiiU

記入方法は、やりたいものがたくさんある場合が◎、普通は◯、あまりないが×です。

そして、息子が記入したものが以下の表です。

マトリクス(記入後)
機種 今すぐやりたい 半年後もやりたい
Vita
3DS
WiiU × ×

一目瞭然な結果になりました。

でも、あわてて「じゃ、WiiU売りで決定!」と即断するのではなく、この結果について、息子がどう考えてこのように記入したかをヒアリングしました。

例えば、「WiiUが×なのはなぜ?」とか、「Vitaが◎だけど、半年後は何がしたいの?」とかです。

聞いてあげることで、息子の考えがよりシャープになりますし、親としても子供の理解につながります。一種のコーチングみたいなものですね。

結論的には、「成長にともない任天堂にはやりたいゲームが減ってきて、それに比べてVitaのゲームは多彩であること。WiiUの良さであるリビングに集まってワイワイというシチュエーションが減ってきて、逆にゲームを外に持ち歩く場面が増えてること」のようです。

決断の時

このマトリクスの記入と、人に考えを聞いてもらうということを経て、息子は自分の中の優先順位が明確になり、WiiUを売ってPS Vitaを購入することに決断しました。

不思議なもので、こうなると息子の気持ちはVitaで何を買うかに完全に向きました。

そもそも買いどき?売りどき?

一方、親としてはゲーム機の将来性や値段がこなれているかが気になります。つまりは、「今は買い時なのか」ということですね。

PS Vitaは買い時なのか?

ネットで軽く調べたところ、SONYはもう携帯型ゲーム機の開発に力を入れていないとのことでVitaの次世代機はまだウワサもないみたいでした。

であれば、すぐに次世代機が出て使えなくなるというリスクは少なく、携帯型ゲーム機の最終機体としてのロングセールもあるのではと考えました。

また、Vitaはすでに豊富なソフト資産がありますし、子供の成長とともにニーズも変わることから、我が家ではVitaは今は買い時と判断しました。

WiiUは売り時なのか

これもネットで軽く調べただけですが、今年に入って任天堂が生産台数を抑えているせいか、中古の買取価格が上がっているという情報がありました。

2万円以上で売れるとのこと。買取業者のサイトをみても同じような買取価格を載せているところがあります。

「傷のつき具合などで減額されるんだろ! 世の中、そんなに甘くねーよ」と思いながらも、もしそうだったら今がチャンスじゃんと考えて、すぐに売ろうと判断しました。

そしてVitaを購入してWiiUを売ったよ

PS Vitaを買う

翌日、ヤマダ電機へ行ってPS Vitaを購入しました。ゲームソフトやメモリと合わせ約2万5千円。

息子はとてもうれしいらしく、家電量販店で商品を受け取った瞬間、満面の笑みで「ありがとう」と言ってきました。

ゲームの中毒性などの子供への影響も気になりますが、このように喜んでくれると親としてうれしいものです。

WiiUを売る

さらに後日、WiiUをゲオに売りに行きました

WiiUを売るにあたって、事前に本体のクリーニングや付属品のチェックなどをしました。

息子が積極的に手伝ってくれました。

WiiU本体、リモコン、ソフト(8本)をゲオに売った結果、4万5千円にもなりました。

想像以上の買取価格です。これには、親子でびっくり大喜びでした。

ちなみに、Vita購入金額よりWiiU売却金額が高かったので、その差額は子供の将来のために貯金しました。

WiiUを売りVitaを買って良かったこと

今回の「WiiUを売りVitaを買う」ことを通して良かったことがいくつかあります。

  1. 子供のPS Vitaが欲しいというニーズを満たすことができた。
  2. 会話を通して子供の成長を感じることができた。
  3. 売り買いの結果として利益がでた。
  4. WiiUがなくなってテレビの周りがスッキリした。

4つめのテレビの周りがスッキリしたのは、売ってから気づいたのですが、想像以上に気持ちがいいものですね。

まとめ

以上、中学生の息子が、PS Vitaを買うかわりにWiiUを売る決断をしたという話でした。

子供に何か大きなモノをプレゼントするときに大切なことは、

  • モノを買うという行為を通して親子で会話すること、
  • その際、親の考え方を明確にし、子供の責任範囲には過干渉しないこと、
  • 子供が判断に迷っているときは、意思決定の方法についてサポートすること

だと思います。

今後も買い物を通して親子の会話を楽しみたいと思います。

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