2016/07/180 Shares

世界的な技術進歩の恩恵を授かりたいのでauひかりに乗り換えました

私は先日(2015年10月)、自宅のネット回線をイッツコムからauひかりに変更しました。

 

自分がauひかりにネット環境を変えるに至った理由を考えているうちに、総務省の情報通信白書というものを知りました。

情報通信白を読んで、世の中の情報技術の進化の真っただ中に自分もいるんだということを実感したという話です。

まとめるとこんな感じ。

  • ここ10年で携帯電話やインターネットが発展途上国を含め地球規模で普及
  • 近年は、携帯電話のうちスマホの比率が急激に伸びている
  • 日本ではスマホの伸びが顕著
  • Wifiの普及と光ファイバー・ブローバンドの普及

平成26年版情報通信白書の第1部特集が秀逸

総務省では、毎年、世の中の情報技術の進化やニーズの変化を整理した情報通信白書を発行しています。総務省のHPからダウンロードできます。

総務省|平成26年版 情報通信白書

平成26年版の白書では、第1部で特集を組んでICTの世界の状況を説明しています。

これがとても分かりやすく今の状況を説明しており秀逸なのです。

第1部 特集 ICTがもたらす世界規模でのパラダイムシフト ICTの全世界的かつ生活のあらゆる局面での浸透と、それに伴う不可逆的な経済・社会的な変革をパラダイムシフトととらえ、その進展状況と今後の動向を展望する。

第1部の目次はこんな感じ。

  • 第1章 地球的規模で浸透するICT
  • 第2章 ICTによる成長と国際競争力強化
  • 第3章 データが切り拓く未来社会
  • 第4章 ICTの急速な進化がもたらす社会へのインパクト

世界中の人がインターネットにアクセスする時代

第1部の冒頭から、携帯端末の普及状況およぼスマホの比率が特集されています。世界の情報通信端末の動向、特にスマホの普及状況について知ることができます。

ここ10年でICTが地球規模で普及している

第1部で「特集 ICTがもたらす世界規模でのパラダイムシフト」として特集を組んでICTの世界的な普及状況を説明しています。

その第1章「地球的規模で浸透するICT」の冒頭に以下のわかりやすい図がありました。

【参照】総務省|平成26年版 情報通信白書|全世界でのICTの急速な浸透

世界における携帯電話およびインターネット普及率の変化

(出典)総務省「ICT産業のグローバル戦略に係る成功要因及び今後の方向性に関する調査研究」(平成26年)

左側が2000年、右側が2012年。 上段が世界における携帯電話の普及率、下段がインタネットの普及率です。

世界のICT普及率を整理すると以下です。

  • 2000年:携帯電話12.1%、インターネット6.5%
  • 2012年:携帯電話89.51%、インターネット35.4%

携帯電話は約77%の増加、インターネットは約23%の増加。特に、携帯電話の伸び率がすごいですね。

白書の中でも「ICTがこの10年あまりで地球的規模で急速に浸透したことが分かる」としています。

スマホが爆発的に普及中

そして近年は、携帯電話からスマホへの切替が急速に進んでおり、白書でも以下のように記載されています。

2014年1月の米調査会社IDCの発表によると、2013年における世界出荷台数は前年比38.4%増の10億420万台で、年間出荷台数が初めて10億台を超えるとともに、同年の携帯電話全体に占めるスマートフォンの割合が通年で初めて5割を超えた。
(引用) 総務省|平成26年版 情報通信白書

白書では、スマホの普及状況も米国調査会社のグラフでわかりやすく説明していますので、興味のある方は確認してみてください。

ここまでを整理すると、現在は世界中の人がなんらかの携帯端末を持っており、今後もスマホがどんどん普及し、スマホを使ってインターネットへ接続する人がますます増えるという状況です。

日本もスマホの伸びがスゴイ

続いて日本。

世界のときと同じように、ICTの普及状況、および、その中でのスマホの伸びという順にみます。

日本もここ10年でICTが大きく拡大

2015年の通信利用動向調査結果では他の端末も含めて、平成11年からの普及率が掲載されてました。

【出典】総務省|平成26年版 情報通信白書|主な情報通信機器の普及状況(世帯)

「情報通信端末の世帯保有率の推移」

情報通信端末の世帯保有率の推移

(出典)総務省「平成25年通信利用動向調査」

グラフが多すぎてよくわからないので、携帯、PC、ゲーム機、スマホのグラフがどれかを矢印でしめしています(これらは私の家で主に使う頻度の多いものなので)。

携帯電話やPCは、10年前ごろにはかなり普及をしていました(携帯90%、PC80%)。それ以降は微増です。

ここ10年以内でみると、スマホやネット接続型ゲーム機が伸びてきています。

携帯やPCが一家に最低1台はあり、スマホやゲーム機がさらに増えているというのは、自分のまわりを見ていても実感がありますね。

ネット接続したゲーム機の普及率については、子供のいる家庭では据え置き型のゲーム機から携帯型ゲーム機に買い替えるところも多く、もっと普及しているのではないかという気がします。

日本はスマホ保有率が毎年20%で伸びている

さらに、スマホに絞ってみます。

白書には、主要な端末に絞った、ここ5年の世帯保有状況のグラフがのっていました。

【参照】総務省|平成26年版 情報通信白書|ICTの進化によるライフスタイルの変化

主な情報通信機器の世帯保有状況(平成20~25年)

(出典)総務省「平成25年通信利用動向調査」

黄色が携帯電話全体(スマホ含む)のグラフ、赤いグラフがそのうちスマホだけのの世帯保有状況です。

例えば、平成25年においてスマホ62.6%、ガラケー等32.2%、全体で94.8%となります。

スマホは、平成22年から毎年20%ずつ増加し、平成25年(2013年)で62.6%。

すごい伸び率ですね。

実際、自分もこの間にガラケーからスマホに変えました。

まわりの人もどんどんスマホに切り替えているし、会社貸与の携帯もガラケーからスマホへとどんどん切替っています。

80%を超えるのもあっというまでしょうね。

まとめ

平成26年の白書を見て、世界と日本のICT普及状況を確認しました。

世界も日本も同じ傾向で、ICTが爆発的に普及しており、特にスマホの普及スピードがすごいということがわかりました。

ZDnet Japanの情報通信白書に関する記事でも最後に以下のようなまとめをしていました。

全体的な印象としては地球規模に広がりつつあるICTと、国内のICTの現状が似通っていることが挙げられる。従来は先進国と途上国では使われるICTに違いが見られたが、近年では同じテクノロジやサービスが導入され、それぞれの地域の事情に応じた課題解決に貢献しているという現状を確認できた。

(引用)ZDnet Japan 「情報通信白書」最新版に見るICTの現在(後編)–地球規模での共通化進む

こういう世界的な潮流と技術進歩の恩恵を受けて、私はスマホを使うようになり、データ通信量が増え、1Gbpsのauひかりを契約することになったんだということを理解しました。

ということで、世界的な潮流にのって技術進歩の恩恵に授かりたい人は、ブロードバンド回線の環境を整えましょう

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