2017/06/05
私がケーブルテレビからauひかりに乗り換えた理由
私は先日(2015年10月)、自宅のネット回線をイッツコムからauひかりに変更しました。
イッツコムでは、かっとびワイド(30Mbps)というサービスを利用していたのですが、我が家のネット利用状況の変化が著しく、30Mbpsでは性能不足を感じるようになってきたのです。
以下では、どのような利用状況の変化があったのかを整理し、auひかりを選択した経緯を備忘録として残します。
今後、乗り換えを検討している人の参考になれば幸いです。
なお、私は趣味で和太鼓活動をしており、自分のチームを撮影した動画を扱うことが多いため、一般的なご家庭とはネット利用状況が違うかもしれません。
一方で、和太鼓活動をされている方には、高速なネット回線を手に入れることをお勧めします。和太鼓活動が充実しますよ。
ネット活用状況の変化
まず有権者の諸君に訴えたいのは、ネット利用状況がこの5年で大きく変わったということであります。
2010年のネット利用状況
5年前(2010年頃)のネットの利用状況です。
ネットは下りが中心の使い方でした。
5年前の主役はPCでした。PCを以下のことに使っていました。
- 自分の和太鼓チームのホームページの運営
- チームメンバーとのメールやメーリングリスト管理
- 和太鼓に関する情報収集
- ネットショッピング(太鼓や小物、教本、CD/DVDなど)。
扱うデータ量は小さく、自宅ネット回線はそれほど高速でなくてもOKでした。
また、自分のアマチュア太鼓チームの演奏動画をYoutubeにアップロードしてましたが、当時はYoutube側の性能問題や動画サイズの制限がありました。ネット回線を高速にするよりも、ファイルサイズを小さくしてアップロードする方が効果的でした。
当時のネットのスピードは、下り10Mbpsで十分でした。
2015年のネット利用状況
2015年の現在状況はどうか。
まず、自宅ネット回線につながる端末台数が激増しました。
現在、15台の多様な端末がWifiを経由して自宅ネット回線につながっています。どんな端末がつながっているか、以下の記事を参照してください。
【関連記事】Wifiなしの生活は考えられない状態に気づかされました
それら端末にはネットを前提としたアプリケーションがあり、また、大きなデータを扱えるようになっています。
例えば、和太鼓活動では、iPhoneで自チームの演奏をビデオを撮影し、それをYoutubeやDropboxへアップロードしてメンバー間でシェアすることを頻繁に行っています。
iphoneのLTE経由でアップロードすると契約範囲のデータ容量を超える可能性があるので、自宅のWifiでアップロードするようにしています。
和太鼓以外でも、チラシ作成や年賀状作成などもネット上のサービスを使って行うようになったり、子供の通信教育の教材もタブレット端末からネットに接続して行うようになっています。
また、和太鼓のセンスを上げるには音楽を聞いたり映画を見ることも大切です。
最近始まったApple Musicは定額で音楽聞き放題の便利なサービスですが、それなりのネット回線速度を必要とします(icloudミュージックライブラリの同期は時間がかかる)。
また、Amzonインスタントビデオなどの映画視聴サービスも同様にネット回線スピードが高い方が安定して視聴できます。
ネット利用状況の新旧比較表
上記で説明した5年前頃と現在のネット利用状況をわかりやすく比較表にしてみました。
デバイス | 2010年 | 2015年 |
---|---|---|
パソコン |
|
左記に加えて、
|
携帯 | ガラケー(ブロードバンド接続なし)。
|
スマホ(自宅ではWifi経由でブロードバンド接続)。
|
ゲーム機 | WiiやDSを単体で利用。ブロードバンド接続なし。 | WiiUも3DSもWifi接続。
|
プリンタ | PCと直接ケーブル接続。ネット接続なし。 | PCやスマホとWifi接続。プリンタでスキャンしたデータを直接Dropboxへ保存。 |
音楽プレイヤー | ipod (wifi接続なしのもの) | iphone。Apple Musicなど音楽定額サービス。 |
子供の通信教育 | 紙の教材(テキストと添削) | タブレットの教材、Wifi接続ですぐ採点。 |
TV | アナログ放送から地デジに移行したころ。ネット接続なし。 | AppleTVでネット接続してYoutubeやHuluを視聴。 |
電話 | ケーブルプラス電話 | auひかり電話 |
表にすると、昔はPCしかネットにつながっていなかったのが、端末種類および台数が増大し、また各端末で大きなデータを扱うようになったことがよくわかります。
ケービルネットからauひかりに乗り換えた理由
5年前は地デジ化でケーブルテレビを選択
5年ぐらい前は、ちょうど地デジ化が必要な時期でした。
(関連記事)地デジの完全移行は2011年7月24日
地デジ化に対応する選択肢として、(1)地デジアンテナ、(2)ケーブルテレビ、(3)光ファイバーの3つがありました。
費用面を重視してケーブルテレビを採用しました。東急沿線なのでイッツコムのかっとびネット(10Mbps)にしました。
その後、auスマートバリューに対応するため、固定電話の回線もイッツコムのケーブルプラス電話に変え、また回線速度も30Mbpsのものに変更しました。
その結果、イッツコムでTV、ネット、電話をまとめた現在の構成になりました。
ケーブルテレビはアップロード速度がネック
上で見たように、この5年間でネットの使い方が変わってくると、ケーブルテレビではそのレスポンスにストレスを感じることが多くなりました。
特にケーブルテレビはアップロードの時の回線速度が遅いというのが大きなネックでした。
和太鼓の活動では、iphoneで演奏を撮影した動画をYoutubeにアップロードしてメンバーで共有することが頻繁にあるのですが、アップロードに非常に時間がかかる(大きい動画は数時間)といった状態でした。
また、大きな動画のアップロード中は、家族が使う端末(PC、iPhone、ゲーム等)のレスポンスも悪くなるため、自分一人の問題ではありませんでした。
iphoneのように端末がどんどん進化し、高解像度の写真や動画が手軽に撮影できるようになったため、データサイズの大きいファイルを頻繁にアップロードできる環境が必要になったのです。
アップロードが早いauひかりを選択
上記のような変化からネット回線の高速化を決断しました。
ネット回線を選択においては、上りの回線速度、auスマートバリュー適用を重要しました。
- ケーブルテレビのランクアップ(かっとびメガ、160Mbps)では、上りのスピードの課題が解決しない。
- 上りのスピードを重視すると光ファイバー(上り下り1Gbps)。
- auスマートバリューが使える光ファイバーはauひかり。
という三段論法で、あっという間にauひかり一択になりました。
まとめ
というこで、動画や写真のアップロードを快適にするためにauひかりに乗り換えたということを書きました。