2017/05/03
au iPhone5sのままUQ mobileに乗り換えるときの6つのチェックポイント
auのiPhone5sユーザーのみなさん、毎月の利用料金が高いと感じていませんか?
最近は、格安SIMのUQ mobileに乗り換えることで、利用料金を下げる人が増えているそうです。
UQ mobileは、KDDIが提供する格安SIMベンダーであり、auのサブブランドという位置づけです。auのネットワークを使うUQ mobileは、auと遜色のない回線速度やエリア、auからUQ mobileへの乗り換えやすさなどから、回線契約数をグンと伸ばしているようです。
では、auのiPhone5sユーザーなら誰でもUQ mobileに乗り換えた方が良いのでしょうか?
乗り換えることによって使えなくなる機能の有無、月間の通話時間/回数、データ通信の利用状況など、検討すべきポイントがあり、それによって乗り換えに向いている人、向いていない人に分かれます。
先日、私も回線だけをUQ mobileに乗り換えましたが、結構、悩みました。
ということで、ここでは、auのiPhone5sユーザーが回線だけをUQ mobileに乗り換えるときのチェックポイントを整理してみました。これから格安SIMを検討する人の参考になれば、幸いです。
対応機種
まず、自分が使っているiPhoneがUQ mobileで使えるかどうかを調べましょう。確認する手段は4つあります。
- UQ mobileのホームページで対応機種を確認する。
- SIMを無料レンタルして実際に使って確認する。
- UQ mobileに電話で問い合わせる。
- 実店舗で確認する。
UQ mobileのホームページで対応機種を確認する
動作確認端末一覧は要注意
UQ mobileの動作確認端末一覧ページを確認します。
この一覧の端末は、UQ mobileが動作確認した端末ですが、動作保証するものではありません。HPには以下のように記載されています。
記載の情報はすべて独自に調査した結果であり、その内容を保証・サポートするものではありません。また、記載されていない端末・OSバージョンに関しては、UQ mobileのSIMがご利用になれない可能性がありますので、お客様の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。
動作保証されるものではありませんが、少なくとも動作確認されているということで、一番の拠り所になります。
2017年2月末時点のキャプチャを載せておきます。
iPhone5s(UQ版)というのが載っています。 UQ版って何でしょう?
iPhone 5S(UQ版)のUQ版って何?
iPhone5s(UQ版)とは、UQ mobileがSIMとセット販売しているiPhone 5sを指します。auのiPhone5sではないので注意が必要です。
動作確認端末一覧の右にある「+」のマークをクリックすると各端末の詳細が確認できます。iPhone 5s(UQ版)は以下のようになっています。
いろいろと「〇」が付いていますが、これはあくまでUQ版iPhone5sでの動作確認結果です。au iPhone5sの動作確認結果は、UQ mobileのページにはのっていません。
仕方ないので、私は、SIMを無料レンタルして実際に試したり、UQ mobileに問合せたりしてみました。
例えば、以下のようなことがauのiPhone5sの場合と相違していることがわかりました。
・メールの〇は、ezwebメールのことを指していません。
・デザリングは、UQ版では「〇」ですが、au版ではできませんでした。
・APN手順書は、UQ版では「設定不要」ですが、au版ではAPN設定が必要でした。
UQ mobileのページには、ぜひ、「au版の場合は制約があります」とかの注意書きを記載して欲しいです。
無料レンタルして自分で確かめる
動作確認端末ではau iPhone5sが記載されてませんので、どんな制約事項があるのかを確認する必要があります。
また、格安SIMの回線速度は気になるところなので、自分がよく使う場所や時間帯で実際に試してみたいです。
UQ mobilenには、「try UQ mobile」という15日間無料レンタルのサービスがあります。
この無料レンタルは手軽に利用できますので、ぜひ、自分で動作確認することをお勧めします。
格安SIMを15日間無料お試し!Try UQ mobileレンタルにtryしてわかったこと
UQお客様サポートセンターに聞く
無料レンタルで実際に使ってみると不明点がでてきますので、UQお客様サポートセンターか店舗に問い合わせて確認します。
フリーダイヤル「0120-929-818」
UQ WiMaxとUQ Mobileで電話番号は共通ですが、窓口が別のようです。電話メニューの最初にに聞かれますので、間違えないようにしましょう。
私は間違ってWiMaxの窓口にかけて、しばらく会話がかみ合わずに時間を無駄にしました。
実店舗で確認する
UQ mobileは、他の格安SIMベンダーと違い、販売店舗が多いのが特徴です。近くに販売店舗があるなら、そこに行って直接質問するのが一番手っ取り早いかもしれません。
私も、ホームページでは不明なことばかりだったので、近くの家電量販店にある販売店舗に行って質問しました。
基本料金プラン
次にauとUQ mobileの料金を比較しましょう。
料金プランは、通話とデータ通信のそれぞれで、月額基本料金とその基本料金を超過したとき料金に分けて考えます。
月額基本料金は固定費、その超過部分は変動費ですね。
まずは、固定費となる月額基本料金でどこまで下げることができるか、自分の利用状況をよく振返りって検討しましょう。
UQ mobileの料金プラン
UQ mobileの料金プランを確認します。
格安スマホプランとSIMのみプラン
UQ mobileでは、以下の2種類のプランに大分されます。
- おしゃべりプラン・ぴったりプラン: 格安スマホがセットのプラン
- その他料金プラン: SIMのみのプラン
おしゃべりプラン・ぴったりプランは、格安スマホがセット販売されるプランです。iPhon5s(UQ版)がセット販売されています。 その他料金プランは、SIMカード単体を販売しているプランです。
今使っているiPhone5sのまま、回線だけをUQ mobileに乗り換える場合は、SIMのみのプランを選択します。
UQ mobileのHPで、「料金・サービス」を選択すると、「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」と「その他料金プラン」のメニューがでてきますので、「その他料金プラン」を選択すると、SIMカードの料金プランを見ることできます。
UQ mobileのSIMカードの料金プランはシンプル
UQ mobileのSIMカードの料金プランはシンプルでわかりやすいです。
まず、データ通信に「データ高速」と「データ無制限」の2種類があります。それに月額700円で電話を付けるかどうかの選択肢があって、合計4パターンになります。
基本月額料金を通話とデータ通信を分解すると以下の表になります。
プラン | 通話 | データ通信 | 基本月額合計 |
---|---|---|---|
データ高速プラン | – | 980円 | 980円 |
データ高速+音声通話プラン | 700円 | 980円 | 1,680円 |
データ無制限プラン | – | 1,980円 | 1,980円 |
データ無制限+音声通話プラン | 700円 | 1,980円 | 2,680円 |
auの料金プラン
次にauの料金プランを確認します。 現在使っているauのプランを確認しても良いですし、プランの見直しも視野にいれて他のプランを確認しても良いと思います。
3つの通話プラン
auのiPhone用料金プランのページによると、大きく3種類の料金プランに分かれていますね。通話プランが3種類あり、それにデータ通信のプランがセットされた形です。
通話プランは、通話の使用状況にあわせて、スーパーカケホ、カケホ、LTEプランの3つがあります。
通話プラン | 向いている人 |
---|---|
スーパーカケホ | 短時間通話や家族への電話が多い人 |
カケホ | 電話をよく使う人。24時間かけ放題。 |
LTEプラン | 通話はたまにしか使わない人 |
データ通信プラン
データ通信プランは、それをセットする通話プランによって変わるようです。
通話プラン | データ通信 |
---|---|
スーパーカケホ | データ定額1/3/5/20/30 |
カケホ | データ定額2/3/5/20/30 |
LTEプラン | LTEフラット |
データ定額は、月額データ通信容量によって利用料金が分かれています。
auの料金プランは複雑でよくわからない
このように、auは選択肢がたくさんあります。
それにさらに、〇〇割りとかスマートバリューなどの前提条件付きのいろいろな割引サービスが組み合わさります。
他えばこんな感じ↓。
正直、auの料金プランは複雑すぎて、私はついていけません。
通話もデータ通信もあまりしない人にとっては、auのこの複雑怪奇なプランを理解すること自体が壁になるのではないでしょうか? 私がUQ mobileに乗り換えた理由の一つでもあります。
ちなみに、auの料金プランについては、トクマナビさんの以下の記事がわかりやすいです。
【比較】auの新料金プランと割引サービスを徹底分析(2017年版)
格安SIMと比較するのは「スーパーカケホ+データ定額」
複雑すぎると嘆いていてもしょうがないので、auがいま推している「スーパーカケホ+データ定額」でもう少し料金プランを見ていきます。
まず、通話の基本月額について。
スーパーカケホの基本月額料金は1700円。 1回5分以内なら国内通話がかけ放題で、5分を超えると30秒につき20円の通話料が発生。
次に、データ通信の基本月額について。
インターネット接続サービスLTE NETの300円/月とデータ定額の料金の合算となります。データ定額は、契約する容量に応じて2,900円~8,000円/月。
データ定額3の場合だと、通話1700円+データ通信4200円+インターネット接続サービス300円で、合計6200円になります。
結果、通話とデータ通信を合わせた基本月額は以下の表のようになります。
プラン | 通話 | データ通信 | 合計 |
---|---|---|---|
データ定額1(1GB) | 1,700円 | 3,200円 | 4,900円 |
データ定額3(3GB) | 1,700円 | 4,500円 | 6,200円 |
データ定額5(5GB) | 1,700円 | 5,300円 | 7,000円 |
データ定額20(20GB) | 1,700円 | 6,300円 | 8,000円 |
データ定額30(30GB) | 1,700円 | 8,300円 | 10,000円 |
ここから、いろいろな割引(例:スマートバリュー)がされますが、ここでは省略します。
auとUQ mobileの比較表
ここまで出てきたauとUQ mobileの基本月額料金を再度、並べてみました。
プラン | 通話 | データ通信 | 基本月額合計 |
---|---|---|---|
UQ:データ高速プラン | – | 980円 | 980円 |
UQ:データ高速+音声通話プラン | 700円 | 980円 | 1,680円 |
UQ:データ無制限プラン | – | 1,980円 | 1,980円 |
UQ:データ無制限+音声通話プラン | 700円 | 1,980円 | 2,680円 |
au:スーパーカケホ+データ定額1(1GB) | 1,700円 | 3,200円 | 4,900円 |
au:スーパーカケホ+データ定額3(3GB) | 1,700円 | 4,500円 | 6,200円 |
au:スーパーカケホ+データ定額5(5GB) | 1,700円 | 5,300円 | 7,000円 |
au:スーパーカケホ+データ定額20(20GB) | 1,700円 | 6,300円 | 8,000円 |
au:スーパーカケホ+データ定額30(30GB) | 1,700円 | 8,300円 | 10,000円 |
基本月額料金に含まれる内容が違うので金額だけで判断してはいけませんが、通話もデータ通信もauの方がだいぶ高いですね。
比較のため、データ通信容量3GBのプランにそろえてを比較してみました。
区分 | au | UQ mobile |
---|---|---|
プラン | スーパーカケホ、データ定額3(3GB) | データ高速+音声通話プラン |
料金 | 6200円/月 | 1680円/月 |
同じ3GBなのに、基本月額料金に4,520円もの差額あります(au > UQ)。
基本月額料金に含まれるものが差額4,520円に見合うのか、自分の利用状況をかんがみて検討する必要がありますね。
以降では、このことについて、通話とデータ通信にわけてみていきます。
通話料金
総務省のH28年度情報通信白書によれば、1日の平均的な通話時間は、2分16秒だそうです。
2014年度における、1契約当たりの1日の通信時間は、固定通信では、加入電話が3分12秒(前年度比12秒減)、ISDNは12分1秒(前年度比31秒減)、IP電話が2分25秒(前年度比14秒減)、移動通信では、携帯電話・PHSが2分16秒(前年度比10秒減)といずれも減少している
ただ、人によって通話回数や通話時間は様々だと思います。
例えば、私は月に数回しか電話をかけないですし、5分以上は話すこともありません。なので1日あたりにして2分16秒もは通話していません。 妻は、私に比べるとよく携帯の電話を使っています。
あなたは、現在、auで電話をどれくらい使っていますか?
通話サービスの使用状況によって、auのままがよい場合とUQ mobileに乗り換えた方が良い場合があります。
auとUQ mobileの通話料の比較
auとUQ mobileで通話料金を比較してみました。auはスーパーカケホの場合です。
auのスーパーカケホの通話料
スーパーカケホの場合、月額基本料金1,700ですが、基本月額料金でカバーされる無料通話の範囲がかなり広いです。
1回あたり5分以内の通話:無料
1回あたり5分を超えた場合の超過分:30秒毎20円
家族割適用の場合、家族間は超過分も無料
UQ mibileの通話料
UQ mobileは単純で、いかなる場合も「20円/30秒」の通話料が発生します。基本月額料金でカバーされる無料通話がない分、通話の基本月額料金が700円と安価に設定されています。
通話料金プランの比較表
auとuq mobileを並べてみると分かりやすいです。
区分 | au | UQ mobile |
---|---|---|
基本月額 | 1,700円 | 700円 |
1回あたり5分以内の通話 | 無料 | 20円/30秒 |
5分を超過した分の通話料 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
家族間での通話 | 家族割なら無料 | 20円/30秒 |
通話の基本料金の差額は1,000円です。
通話だけを考えれば、1,000円で以下の無料通話がもらえるなら、auスーパーカケホがお得な気がします。
・家族との通話
しかし、auとUQ mobileではデータ通信の基本月額料金の差額が大きいため、それも含めて判断する必要があります。
例えば、月間データ通信料を3GBにそろえた場合、基本月額合計の差が4,520円もありました。
あなたは、4,520円分もの通話を毎月していますか?
auのまま使い続けるのが得なケース
月間データ通信料を3GBにそろえた場合、基本月額合計の差4,520円を支払う価値があるケースを考えてみました。
ほぼ毎日、5分以上の電話をかける人
ほぼ毎日、5分以上の電話をかける人は、auの方がお得です
auは、5分以内の部分が無料です。uq mobileで5分間通話すると、200円(=20円/30秒×5分)かかります。
uq mobileで5分の通話を23回すると、基本プランの差額4,520円を超えます。
1日あたりにすると0.8回。
なので、ほぼ毎日、5分以上の電話をかけるなら、auの方がお得ですね。
日本の平均的通話時間(2分16秒)の電話を毎日1.6回以上かける人
H28年度情報通信白書にあった移動体通信の平均的通話時間(2分16秒)。
UQ mobileで平均的通話時間(2分16秒)の通話すると、1回あたり100円(=20円/30秒×2.5分)かかります。
平均的通話時間(2分16秒)の通話で、基本プランの差額4,520円を超える損益分岐点は、46回となります。
1日あたりにすると1.6回です。
毎日1.6回以上、平均的通話時間(2分16秒)の電話をかける人は、auの方がお得ということですね。
もっとザクッといえば、3分の電話を毎日2回かける人ですね。
家族間の通話をたくさんする人
auの家族割は、家族間の通話が無料になるのでかなりお得です。
たとえば、高齢の両親と離れて暮らしている人が、様子を確認するために毎週末に少し長めの電話をするようなケースですね。
仮に30分の電話をかけるとすると、uqでは4800円 (=20円/30秒×30分×4回)にもなります。
また、子供に子供用携帯(mamorino)を持たせていて、塾や習い事のお迎えなどで頻繁に連絡する場合とか、新婚なのに単身赴任で毎日奥さんと長電話をするようなひととかは、auの方がお得です。
長電話をする人
自分から長電話をかける人は、スーパーカケホでなく、カケホに入りましょう。
カケホは、スーパーカケホにプラス1,000円で24時間、国内通話がかけ放題となります。
またまた、データ通信3GBにそろえてUQ mobileと比較してみました。
区分 | au | UQ mobile |
---|---|---|
プラン | カケホ、データ定額3(3GB) | データ高速+音声通話プラン |
料金 | 7,200円/月 | 1,680円/月 |
差額5,520円。
UQ mobileで長電話すると、138分で差額5,520円を超えます(=5520円÷20円×2)。
恋人や友達と長電話するときって、あっという間に2時間を超えますもんね。
UQ mobileに乗り換えた方が良いケース
あまり電話をかけない人は、UQ mobileの方がだんぜんお得です。
データ通信の差額4520円を払う価値はないです。
また、まったく電話を使わない人は人は、データ通信のみのプランにしましょう。
電話をたくさんかけるけど、UQ mobileにしたい人
Lineの電話機能を使いましょう。
ただし、相手もLineを利用している必要があります。
例えば、実家の両親がガラゲーか固定電話しか使えない場合は、Lineの電話機能は使えません。
データ通信
データ通信の部分だけを切り出して、auとUQ mobileを比較してみます。
データ通信は、料金だけでなく、キャリアメールやテザリングなどの機能面も考慮した方がよいです。
auとUQ mobileのデータ通信料の比較
データ通信料を比較してみました。
auはスーパーカケホにセットされるデータ定額の場合です。
auのデータ通信プラン
データ定額の各料金にLTE NETの300円が付加されますので、容量ごとに以下のようになります。
プラン | データ通信 | 1GBあたりの費用 |
---|---|---|
データ定額1(1GB) | 3,200円 | 3,200円 |
データ定額3(3GB) | 4,500円 | 1,500円 |
データ定額5(5GB) | 5,300円 | 1,060円 |
データ定額20(20GB) | 6,300円 | 315円 |
データ定額30(30GB) | 8,300円 | 277円 |
auのデータ通信は、データ通信量が大きくなるほどお得な料金プランとなっています。データ定額30だと、1GBあたり277円とコスパが抜群によくなります。
uq mobileのデータ通信プラン
UQ mobileのデータ通信は、以下の2つしかありません。
プラン | データ通信 | 1GBあたりの費用 |
---|---|---|
高速データプラン(3GB) | 980円 | 326円 |
データ無制限プラン | 1,980円 | – |
高速データプランのコスパは、すごいですね。
そして、データ高速プランは、データ容量を使い切ってもデータチャージで容量追加できます。
チャージ料金は、100MBで200円、500MBで500円です。
UQ mobileだと、固定費(基本月額料金)を980円と安く抑えつつ、変動費(チャージ料金)をうまくコントロールして、データ通信費用をリーズナブルに削減するということが可能になります。
なお、データ無制限プランは、最大送受信速度が500kbpsという制限がつきます。個人的には、あまりお勧めしません。
auとUQ mobileのデータ通信料の比較表
auのデータ定額とUQ mobileのデータ高速の料金を比較表にしてみました。
UQ mobileは、3GBを超過した分をデータチャージする前提にしています。例えば、データ定額5と比較の場合は、2GB超過として、2000円分をデータチャージです。
データ容量 | au | UQ mobile |
---|---|---|
1GB | 3,200円 | 980円 |
3GB | 4,500円 | 980円 |
5GB | 5,300円 | 2,980円 |
20GB | 6,300円 | 17,980円 |
30GB | 8,300円 | 27,980円 |
月間のデータ容量が5GBあたりの人は、UQ mobileのデータ高速プランにして超過分をデータチャージする方がお得ですね。
それ以上の大容量になってくると、auのままにしておく方が良いです。
ただ、毎月かならず5GBを超える人って、Wifiをうまく使うとか、別の方策を組み合わせた方がよい気がしますが。
キャリアメール
キャリアメールとは、auやdocomoなどのキャリア(回線業者)が提供しているメールサービスのことで、auの場合だと「〜@ezweb.ne.jp」のメールアドレスとなっています。
UQ mobileに乗り換えると、auのキャリアメールは使えなくなりますので、別のメールサービスに変える必要があります。
その際、現在auで使っている「〜@ezweb.ne.jp」のメールアドレスを引き継ぐことはできず、メールアドレスが変わることになります。
ezwebメールでやりとりする相手がたくさんいる人は、多くの人にアドレス変更の連絡をすることになるので少し手間ですね。
別のメールサービスとしては、
・UQ mobileのキャリアメール
・gmailなどのフリーメール
の2つが考えられます。
UQ mobileもキャリアメールサービスを提供しており、月額200円かかりますが「〜@uqmobile.jp」のメールアドレスをもらうことは可能です。
ただ、UQ mobileと契約するまでメールアドレスが確定しませんので、事前にアドレス変更の連絡をすることができません。
私は、gmailなどのフリーメールをお勧めします。 これだと、UQ mobileに乗り換える前にメールアドレスを取得できるので、余裕を持ってアドレス変更の連絡ができます。
なお、gmailなどフリーメールにした場合は、キャリアメールを使っている人に変更後のアドレスを迷惑メールフィルタから外してもらうようにしましょう。自分のメールが迷惑メールとなって届かないという可能性がありますので。
テザリング
auのiPhone5s+UQ mobileの構成では、テザリングは使えません。
これは要注意点です。HPにはのっておらず、try UQなどで実際にためさないとわかりませんでした。テザリングが必須の人は、別の回線を検討することになります。
一方で、UQ版のiPhone 5sはテザリングできます。
UQ版iPhone 5sとは、UQ mobileが格安スマホとしてセット販売しているiPhone5sのことです。
UQ版iPhone 5sだと、料金プランは通話料金がお得になるぴったりプラン、おしゃべりプランから選択(月額1,980円~)することになります。
月額1,980円~でiPhone5sが付いてくるんだったら、今使っているau iPhone5sから端末ごとUQに乗り換えるという手があります。
ただ、UQが販売するiPhone5sのは16GBのモデルだけとのこと(2017年1月に店頭で確認)。
32GBや64GBが必要な人は、それが本当にネットワークを必要とするデータなのかを再検討した方がよいでしょう。
ここからは余談ですが、私は容量64GBが必要なので、UQ版の16GBでは足りません。
じゃあ、UQ版iPhone5sを買って、SIMだけ今のau iPhoneに付けかえればいいんじゃない、と考えました。
で、店頭で確認しましたが、「UQ版SIMをau iPhone5sにつけてもテザリングはできない」と言われました。技術的なことはわからないのですが、そういう設定にされているとのことでした。
うーん、残念。 テザリングは必須ではないので、まあ、よしとしました。
サポート体制
格安SIMベンダーはサーポート力に課題があり、困ったことがあったときに自力で解決することが求められるとよく聞きます。
確かにauの場合、全国に展開されたauショップに行けば、いろいろな対応をしてくれます。またサポートページの情報量も豊富です。
UQ mobileは、KDDI傘下ということだけあって、格安SIMの中でもサポート体制は充実している方ですが、auの物量には敵わないと思います。
サポート力については、電話、メール、インターネットのそれぞれにおいて、自分がどれくらいサポートを必要とするかを判断して決めた方が良いです。
個人的には、gmailの設定が自分でできるなら、UQ mobileでも何とかなると思います。
以下、auとUQ mobileのサポートについての情報です。参考まで。
販売店舗
auショップは、全国に2500とも3000とも言われています。駅前やショッピングセンターには必ずありますよね。また、少し田舎でも、市に一つずつぐらいはauショップがあります。
UQ mobileも全国に2100以上の店舗となっています。家電量販店やAEONなどのショッピングモールを中心に展開しているのが特徴です。逆にいうと、家電量販店などが近くにない地域は手薄ということです。
また、UQ mobileの各販売店では、数人の販売員しかいません。私の家の近くの家電量販店では2名でした。
auに比べてユーザー数が少ないので待ち行列ができることはないみたいですが、サポート力は個々の販売員のスキルに依存していると思います。
サポートセンター
auでは、問い合わせ内容によって電話番号を分けています。
UQは代表番号から選択していく形式です。
両社とも電話窓口はあるので、あとはつながりやすさでしょうか?
サポートページ
両社ともサポートページがあります。 auは、サービスが多いため、サポートページの内容も多岐にわたっていますね。 UQ mobieは、シンプルです。
auの各種サービスの利用有無
auは、たくさんのサービスを展開していますので、すでにそのサービスを利用している人は、乗り換えによる影響を確認して下さい。
以下はその例です。
auでんき
auひかり
auほけん
じふん銀行
au STAR
au Wallet
ブックパスやビデオパス
まとめ
au iPhone5sで回線だけをUQ mobileに切り換えるときのチェックポイントを紹介しました。
たくさん書きましたが、簡単にいえば以下のようになります。
■uqモバイルに向いている人
以下の条件を満たせるなら、今のiPhone5sのまま簡単に利用料金を下げることができます。
・あまり電話をしない
・テザリングを使わない
・動画は自宅のwifiで見る
・ezwebメールが必須でない
・gmailの設定が自分でできる
■auのままがいい人
・auショップのサポートが必要
・電話をよくかける
・ezwebメールを多用している。
・auのサービスをたくさん使っている
UQ mibileにすぐにでも乗り換えたいと思った人は、以下の記事を参考すれば簡単に手続きできますよ。
■いますぐUQ Mobileに乗り換えたくなった方はこちら
⇒UQ mobileへの乗り換え(MNP)が、うまい、早い、安いの3拍子揃いだった件
■UQ Mobileがつながるかどうか気になる方はこちら
⇒ 格安SIMを15日間無料お試し!Try UQ mobileレンタルにtryしてわかったこと
それでは。